そのじんましんみたいなかぶれは毛虫皮膚炎かも!?チャドクガに刺された時の症状とシチュエーション

去年、私も知らないうちにやられて、夜になってから気がついたんです。最初気のせいかと思ってたのに、時間とともにかゆみはどんどんひどくなっていくし、これはいったい何!?とあわてたのを思い出します。

翌日病院に行ったら「チャドクガにやられましたね」。ええー。虫なんか触ってないのに。と思ったら、チャドクガは毛虫や蛾に触らなくても、刺されるんですって。どういうこと!?


チャドクガに刺されたらどうなるの?

まず、チャドクガに刺された時の症状です。以下にあてはまっていたら、チャドクガに刺された可能性が高いです。

  • 最初は赤くじんましんのようにぷつぷつ
  • 発疹が最初数カ所から数十箇所に増えていく
  • だんだん痛がゆくなってくる
  • 発疹は増えるが、体全体に広がったりせず、範囲が限定的

こんな症状が出てきたらチャドクガかもしれません。

「毛虫皮膚炎」で画像検索すると、見た目がどんな感じか分かります。クリックしてみてください。(心構えしてからクリックしてくださいね!)

「でも、蛾とか毛虫とか見てないし全然心当たりないんだけど…?」

そうなんですよ。それでも刺されるのです。

まずはチャドクガの毒がどういうものかご説明します。

チャドクガの虫本体がいなくても刺される

チャドクガの幼虫(毛虫)や成虫には毛が生えています。あの毛、実は一本一本が毒いっぱいの針なんです。「毒針毛」と呼ばれています。

あの毛が皮膚に触れただけで刺さり、抜けにくい構造になっています。毒針毛が毛虫や成虫から離れても、毒は毒のままです。虫本体が死んでも毒のままです。時間が経ってもです。それで、虫を見かけてもいないのに刺されるということが起こるのです。


刺される時のシチュエーション

全然覚えがないのに刺されてしまう時のシチュエーションの例を挙げます。

  • 毛虫がいっぱいついた庭木(サザンカやツバキ)の風下にいた→毒針毛が風にのって皮膚につく→刺される
  • 風に乗った毒針毛が干してある洗濯物・布団についた→それを着て皮膚につく→刺される
  • 地面に落ちている死骸に気づかず触れてしまった→刺される
  • 庭木の葉裏についていた卵塊や蛹に触れてしまった→刺される

とにかく、「うわあ毛虫だ」というような目撃は一切ナシで、いつのまにか刺されてしまうケースというのがけっこうあるようなんです。

毛虫皮膚炎はうつる?

例えば洗濯物についていた場合など、家族みんなが被害に遭ってしまうことがあります。

このように、目に見えない毒針毛によって気づかないうちに被害が広がるために、伝染性の皮膚炎のように見えることがあります。

しかし、あくまでも毒針毛のせいで皮膚炎になっているだけで、伝染するものではありません。そこはご安心ください。

ただし、毒針毛のついたものをそのままに放置しておくと、二次被害が拡大してしまうため、何に毒針毛がついているのか原因をつきとめて、それをしっかり消毒しなければなりません。

チャドクガに刺されたと気がついたら

毛虫は見てないけど、チャドクガに刺されたということだと気がついたらすみやかに、原因になっている毒針毛の消毒と、皮膚炎の応急手当を施す必要があります。

刺された時にどう対処するか、応急処置や消毒法について、詳しくは >>こちらの記事 に書きましたので、もしよかったらごらんください。

チャドクガに刺されたら〜かゆみが1分で止まる効果抜群の応急処置!毛虫皮膚炎の対処・治療法と市販薬はこれだ

2016.04.26

適切な対処と治療で、一日も早くかゆみから解放されますように!