ハロウィン気分を盛り上げる!ファミリー編 ジャック・オ・ランタンの作り方と逸話

ジャック・オ・ランタン

ここしばらく、イベントに使えそうな仮装を紹介してきましたが、家族でおうちハロウィンというのも楽しく過ごせそうです。  お友達家族と一緒にハロウィンホームパーティーもいいですね! 今回はハロウィンの伝統的な飾り付け「ジャック・オ・ランタン」について紹介します。


ハロウィンとは?

ハロウィンはもともと西欧にあった、その年の収穫を祝い、死者を祀るお祭りが由来とされています。日本人に分かりやすいように例えると、「お盆」ということになりそうです。つまりハロウィンというのは、日本のお盆と同じように、この世とあの世の間で行き来ができる、そんな日なのです。

その日には死者や悪魔があちらの世界から戻ってきます。ハロウィンの仮装や飾り付けは、そうやってこちらの世界に迷い込んだこの世ならぬ者たちを追い払う、いわば魔除け。ですからちょっと怖い雰囲気のものが多いんですね。

由来は西欧ですが、ハロウィンの本場はアメリカ。アメリカでは子供たちが “Trick or Treat!” と言いながら近所の家々を訪ねてまわってお菓子をもらう、子供たちが主役のイベントだそうです。近所のママ友と相談したりして、本場みたいにお菓子をもらって歩くイベントを企画するのも楽しいですね!

ハロウィンの雰囲気を出すには

今年はおうちでハロウィン。ハロウィンの準備を考えよう! となった時に、さて、何をすればハロウィンぽくなるかしら…?

さきほどの説明のように、魔除けっぽいちょっと怖い雰囲気のものがキーアイテムになります。欧米では本格的に怖くする人も多いようなのですが、日本ではそこまでやるとちょっとやり過ぎかも? ホラー好きでもない限り、キーカラーやキーアイテムをいくつか揃え、可愛いポイントをはずさない飾り付けがよいでしょう。

ハロウィンカラー

ハロウィンに使われる色は

  • オレンジ

の組み合わせがスタンダード。オレンジはジャック・オ・ランタンの色、黒は悪魔の色というわけです。もう少し足すとすれば、

  • 赤(血の色)
これらの色を上手に使えば、一気にハロウィンっぽくなること請け合いです!

ハロウィン小物

いかにもハロウィン!というモチーフを使えば効果抜群!

  • ジャック・オ・ランタン
  • 魔女
  • ドラキュラ
  • こうもり
  • 蜘蛛・蜘蛛の巣

これらが揃うと押しも押されもせぬハロウィンという感じになりますし、ひとつふたつでも十分雰囲気が出ます。特に「ジャック・オ・ランタン」はハロウィンの象徴のようなアイテム! 効果的です。


ジャック・オ・ランタンって何?

ところで、ジャック・オ・ランタンの由来はご存知ですか? アイルランドの伝承がもとになっているアイテムなのですが、このジャック・オ・ランタン、もとはカブだったんだそうですよ。

あるところにジャックという農夫がいました。今日はハロウィン。先ほど説明した通り、死者や悪魔たちがこの世にやってきます。ジャックのところにも悪魔がやってきました

普通の人なら、悪魔に取引をそそのかされてまんまと魂を取られる場面ですが、このジャック、とても狡猾でずる賢い男でした。ジャックはなんと自分から悪魔に取引を持ちかけます。

「よう、悪魔さん。俺、あと一杯酒が飲みたいんだけど、もう手持ちがなくてさ。俺の魂をやるから、ここの支払してくんない?」

悪魔は喜んで取引に応じます。

「じゃあコインに化けるからそれで支払って。そのあと魂な」

チャリン。早速コインに化けた悪魔をジャックはひょいとつまみあげ、支払をするのかと思いきや、財布にイン。コインの姿をした悪魔を十字架で封印してしまいます。

「おい! やめろ! 出せ!!」

「出してほしかったら、オレが死んでも地獄へ落とさないと約束しろ」

「わ、わかった! 約束するから!」

こうやって地獄に落ちない身になったジャック。月日が経ち、亡くなる日が来ました。天国へ向かったジャックでしたが、狡猾で悪いことばかりしてきた彼は天国に入れてもらえません。しょうがない、と、地獄の門を叩いてみましたが、過ぎし日の悪魔との約束のせいで断られてしまいました

天国と地獄のはざまは真っ暗です。ジャックはそこでずっと過ごすはめになりました。地獄の悪魔にもらった石炭をカブの中に入れてランタン代わりにし、永遠にさまよい続ける羽目になったのでした。

という逸話が民間伝承として残されているそうです。カブのランタンはアメリカでかぼちゃに置き換わり、いま目にするあのジャック・オ・ランタンになったということです。

ジャック・オ・ランタンの作り方

そんなジャックのランタン。さて作り方です。

準備するもの

  • かぼちゃ
    最近はスーパーやホームセンターなどで売っています。
  • キャンドル
    中に灯す明かりです。LEDライトでも良いです。
  • ナイフ
    カービング用の小さいのこぎりだと作業しやすいです。
  • スプーン
    中をくり抜くために使います。
  • クレヨンマジック
    ナイフでくり抜く図柄の下絵を描くために使います。

作り方

Jack-o-lantern

helloolly / Pixabay

  1. 上部を蓋のように切り取る。または底を切り取る。 
    クレヨンであたりをつけておいてから切り取ります。
  2. 中身をくり抜く。
    スプーンで中身をくり抜きます。しっかりと隅々までくり抜きましょう。わたが残っていたりすると、すぐに傷みます。顔になるところを中からよく削り取って薄くしておくと作業しやすくなります。
  3. クレヨンで目鼻口の図柄の下絵を描く。
    切り抜く技量によりますが、できるだけ直線を使った図柄が作業しやすいです。(曲線はかなり難しいです)
  4. 切り抜く。
    3. で描いた下絵に沿って切り抜きます。かぼちゃの皮は硬いため、十分注意して作業しましょう。刃物の進行方向に手を置かないように注意。
  5. 干す。
    天日に干して乾燥させます。傷みにくくするためです。
  6. 明かりをセットする。
    キャンドル(またはLED)をセットします。

案外簡単ですね! いくつか作って玄関アプローチに並べて夜に明かりをともしたりすると良いかもしれませんね。

楽しいハロウィンをお過ごしください!